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持ち運べる高性能電動スライダーで気軽にドリー撮影!! 『YC Onion Chocolate Milk(チョコレートミルク)』レビュー【FAST REVIEW】

今回はYC Onionさんという中国の新興メーカーからドリー撮影のための電動スライダー「Chocolate Milk(チョコレートミルク)」という、何とも可愛らしい製品を譲ってもらったので早速レビューしていく。

製品が到着して次の日には配信という過去最速のレビューの結果や如何に。

既存環境の問題点

問題点というほどでもないが、僕が普段利用しているスライダーはedelkroneさんの「WING」という製品(購入時のレビューはこちら)だ。絶妙な滑らかさがとても気に入っている機材だがいかんせん重過ぎるため気軽に持ち歩くというわけにはいかない。それを今回のChocolate Milkがどの程度解決してくれるのかというのがこの製品の評価基準となる。

レビュー直前に気が付いた「落とし穴」

Chocolate Milkは元々単体で発売されていたChocolate(スライダー部)に駆動パーツであるMilkをモジュールとして取り付けた製品である。Chocolate単体では13,000円となるが、ここにMilkが加わると途端に価格が4万円超というのは少し解せないが、開封してみると様々なパーツが同梱されており、その中には各カメラメーカーに対応していると思われるケーブルも相当数含まれているが、こういった部分にコストがかかっているのかと納得させられた。

開梱風景。付属品はまだまだ出てくる。
開梱風景。付属品はまだまだ出てくる。

ChocolateとMilkの材質はどちらも違ったものを使用してはいるが、どちらも高品質で購入した時の満足感はとても高い。セッティングはカメラメーカーなどの環境に依存するかもしれないが僕の場合は特に説明書を読む必要もなしにすぐに完了した(といっても、説明書は中国語と英語のみかつかなり簡素なモノなのであまり役に立たない)。
さあ次はレビューに入ろうかという時、あることに気が付いた。

「この製品はBluetoothを利用して操作する。ということは技適を取得していなければならないがきちんと対応しているのか?」

技適に関しては無線を利用すると思われるデバイスのレビューを引き受ける際には必ず確認しているが、何せ相手は外国人であることが大半で技適というモノを説明するのが難しい。今回だと担当の方が「日本で売っているから大丈夫」的な軽いノリの返事だったため少し不安だったのが、届いたそれを目視で確認してみたところ、

ない。技適マークが、ない。
この後、どういう対応をしたのかは動画を観てのお楽しみ。

価格からは考えられない強力な性能

僕は自由雲台を持っていないのでedelkroneから発売されているFLEXTILT HEAD 2を取り付けて代わりとした関係で多少制限のかかった状況でのテストとなったことを先に断っておくが、それでもChocolateの素性の良さは十分以上に体感できた。

試しにURSA Mini 4.6Kを使ってテストしてみたが全く問題なく利用可能。若干傾いているように見えるのは三脚の締めつけが甘かったため。
試しにURSA Mini 4.6Kを使ってテストしてみたが全く問題なく利用可能。若干傾いているように見えるのは三脚の締めつけが甘かったため。

まず軽くてコンパクト、さらには持ち運ぶためのポーチがあるというのはとても素晴らしいポイントだ。外でのテストのために持ち出したがWINGを利用していると体験できない新鮮な感覚だった。

次に実際の使用感だが、WINGほどの滑らかさというワケにはいかないが価格からは考えられないくらい安定したドリー撮影が可能。フリクションの微調整もできるため自分にあった調整を見つけ出せばWINGと見分けがつかないほどの撮影が可能かもしれない。
以前友人が価格の安さに釣られ15,000円ほどのスライダーを購入してしまった結果、作りも動きもガタガタのただの鉄の固まりを掴まされたことがあったが、当たり外れの多い低価格帯にあってChocolateの性能は突出しているといってもいいかもしれない。

そんなChocolate(Milk)、実際の利用シーンとその作例をYouTubeで公開している。動画の方で確認してもらえればその良さがより伝わるかと思う。

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