突然だが皆さんは普段音楽やポッドキャスト聴く時に有線・無線、どのタイプのイヤホンやヘッドホンを使っているだろうか。
僕は仕事で必要としない限り常にワイヤレスイヤホンを使用している。今から6,7年前に1万円以上もする製品を購入したことがあるが当時の製品は技術がまだ成熟していなかったのか、頻繁に音飛びを起こしたり、あっという間にバッテリーを消費してしまったり、肝心の音質の方も決して良いものでもなかったため購入後1ヶ月ほどで使わなくなったという苦い経験があるが、ありがたいことに最近ではそういった製品が減り、低価格でもそれなりのものが出回るようになってきた。
そんな僕のもとに幸運なことに日本ではまだ未発売のハイデザイン&高性能なカナル型ワイヤレスイヤホンの「PaMu Scroll(パミュスクロール)」のレビュー依頼が舞い込んできたので今回はそちらの感想を動画を交えて述べていきたい。
海外のクラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」では話題沸騰の注目製品
まず最初に話しておくべきは、PaMu Scrollという製品が巻物状の見た目を持ち、その見た目に負けない機能性を持った製品であること、そして、この記事を書いている11月27日の時点ではクラウドファンディングサイト「Makuake」にて500万円以上の支援を獲得している比較的注目度の高いと思われる製品であるということだ。
さらに、海外のクラウドファンディングサイトの「INDIEGOGO」ではその遥か上をいく300万ドル、日本円にして3億円以上の支援を獲得していることを考えてもいかにこの製品が注目を集めているかということが分かる。
最大の特徴は巻物ライクな充電ケース
先に巻物状の見た目と書いたが、これはイヤホン本体を収納・充電するためのケースで、これが形だけでなく本当に「巻けてしまう」のがこの製品の最も面白い部分・特徴となっている。
デジタルデバイスの材質といえばプラスチックや金属製などをイメージするかと思うが、この「巻物」の表面はレザー製だ。そのため握った時にヒンヤリと冷たいこともなく柔らかみがあって握りやすい。そして、それでいて既存のワイヤレスイヤホンとの明らかな差別化を図っているあたり開発陣がこの製品に賭ける想いが伝わってくる。
音質は必要十分、強力なノイズキャンセリングも魅力
肝心の音質に関しては十分に高音質。少し重低音は弱いと感じるが、周囲の雑音をカットしてくれるノイズキャンセリングが強力なこともあってそうとは感じさせない作りとなっている。
説明ページの中ではAirPodsと似た周波数特性とあるが、聴き比べてみると確かに近いと感じる。厳密には上述したノイズキャンセリングがある分PaMu Scrollの方がどこでも高音質を楽しめるということはあるだろうが、音質に関しての大まかなイメージとしては捉えやすいかもしれない。
その他の部分に目をやるとBluetoothのバージョンが5.0になっていることに気がつくが、このバージョンアップによって従来の製品よりもより遠くへ、より低電力で高速に通信することが可能となっているようだ。速度と電力はこの短いテスト期間では検証できなかったが距離に関してはAirPodsよりも1,2割くらいは延びたかなといった感触だった。
さらに、Bluetooth 5.0となったことで通信の安定性も向上しているそうで、実際に都心部をPaMu Scrollを装着したまま使用したが、音飛びが起こることはなく非常に安定して使用できた。AirPodsも安定してはいるが
動画の中では追求していないがゲームだけではなく動画を視聴する際にも遅延は無かったことを付け加えておく。
日本での発売は1月を予定しているようだが、今ならMakuakeで割引価格で購入(支援)できるので気になった方からワイヤレスイヤホンに良いイメージを持っていない方まで是非手に取ってもらいたい製品だ。
PaMu Scroll紹介ページ【Makuake】
https://www.makuake.com/project/pamu-scroll/
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