発売を一週間後に控えたキヤノン EOS R5 Mark Ⅱ(以下R5Ⅱ)、先に発売された海外ではレビューがポツポツと出始めている。
そんな中、キヤノンユーザーが集まるフォーラム「CANONROUMORS」で興味深いフォーラムがあったので、そこで見かけた現時点においてのR5Ⅱの評価について紹介してみたい。
以下フォーラムで出た主だった評価
- 視線入力AFが垂直方向で機能しない、水平方向もうまく機能しない
- キヤノン製のレンズを利用してR5Ⅱ側のレンズ補正を全てオンにするとハロが発生してしまう
- 互換バッテリーを利用すると視線入力AFや撮影速度が遅くなる(差が出ない人もいる模様)
- 操作系のジョイスティックが使いにくい(賛否両論あり)
- わずかな動作音(ノイズ)
- AFは全体的にかなり正確になった
- 静止画撮影時でもR5の時に経験したことのないほど熱くなる
- バッテリーの在庫が少なすぎる上に高い
- 動画の収録形式が一部ラインスキップ?
フォーラム全体を通して見ると、画質に言及はない(変化が少ない?)ものの視線入力AFに関しては不満の声が出ている一方でAF性能の向上に関しては好意的なものが多い。
気になるのは(個人差はあるものの)互換バッテリーを利用した場合のパフォーマンスの低下がどれほどのものなのかということと、スチル撮影時でも初代R5以上に熱くなるという2点。
いくつかは今後のファームウェアアップデートで解決できると思われるものがあるが、バッテリーにまつわる問題などの改善は諦めて純正バッテリー(ドイツでは119ユーロもするらしい、高い…)の在庫を確保するしかないと思われる。
僕も予約注文していることもあってそのパフォーマンスが気になるところではあるけれど、何度かのファームアップを経て完成するという心づもりでいた方がいいなといった印象。
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