少し前にシグマが発表した「SIGMA BF」とかいうカメラが少し気になっている。
なんせデザイン性の(異常なまでの)高さとこだわり過ぎた製造方法に相当こだわりがあるみたいで気になるところ。
まず、Sigma BFの主なスペックは以下の通り。
凄い、シグマなのに普通のカメラだ(褒め言葉)
- ボディ構造:アルミニウムインゴットから7時間かけて削り出した継ぎ目のないユニボディ構造
- センサー:35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー
- 有効画素数:約2460万画素
- レンズマウント:Lマウント
- 記録メディア:内蔵230GBストレージ(最高画質設定でJPEG約14,000枚、RAW約4,300枚、動画約2.5時間の記録が可能)
- 動画撮影:最大6K(6016×3384)/29.97fps、L-Log対応
- オートフォーカス:像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッドシステム、被写体検出モードで人物、犬、猫に対応
- 背面モニター:3.15型TFTカラー液晶(約210万ドット)、タッチ操作対応
- 操作部:感圧式ハプティックボタン(ミラーレスカメラでは世界初!)とダイヤルを採用し、直感的な操作が可能
- カラーモード:13種類(例:ティールアンドオレンジ、パウダーブルー、ウォームゴールドなど)
- サイズ:約130.1mm(幅)×72.8mm(高さ)×36.8mm(奥行き)
- 重量:バッテリー込みで約446g、本体のみで約388g
- 発売時期:2025年4月予定
- 価格:オープン価格(公式オンラインショップでの価格は税込385,000円)
SNSでの実機レビューをチェックする限りだと(シグマなのに)AF性能はきちんとしているみたいで最高にクールなデザインだけじゃなくカメラとしてもかなりの実力がありそう。
そして何といってもデザイン。ぱっと見はシンプルというかミニマルな印象なんだけど、よ〜く見ると細部にやたら手が込んでる感じ。7時間かけて削り出したユニボディーってなんだ?って思わず首をかしげたくなる仕上がり。名称の由来はともかく(Beautiful Foolnessから取っているらしい)、実物を見るとその存在感にちょっと圧倒されるかも、それくらい既存のカメラとは違う。
シグマ大好きな僕としても欲しいけどひとまずステイかも。発売当初はバカ売れして入手困難になるに違いない、とはいえ大量生産にも向いてなさそうだから当分は高値(転売屋含めて)をキープして少しずつユーザーの手に渡っていくといったところかも。
そういう状況になったら改めて購入を検討するのかなと。Lマウントのレンズは持っていないので積極的にLマウントカメラを買う理由がない…と考えつつも、「美術館で所蔵されているようなレベルのプロダクトだから使わず手元に置いておくだけでもいいかも」という思いも頭の片隅にあったりします。
価格は「安い!」とはいえなくても今のご時世を考えれば十分すぎるくらいバーゲンプライス。
こんなに最高なカメラを開発できるシグマ、ホント凄いよ。
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グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
割とヒマな人、2019年頃にアドビ製品を全部絶った「脱アドビ」を達成。
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