もうパナソニックはフルサイズのハイエンド機は作らないのかななんて思ってったら去る2月26日、フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX Sシリーズ」の新たなフラッグシップモデル「S1RⅡ」が発表されちゃった。
このモデル、新開発の4430万画素裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載してLUMIX初の8K動画撮影に対応で発売は3月下旬とのこと。
ボディ単体の予想価格は47万5000円(直接的なライバル機に比べると随分安い)、標準ズームレンズ「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」とのキットの方が59万4000円。
機能的な部分を見ていると対応フォーマットが異常に多い他に「絶対に手ブレは許さない」感の強いカメラ(5軸8段のボディ内手振れ補正・5軸7段のDual I.S.2。動画ではさらに手ブレ補正ブースト・アクティブI.Sとてんこ盛りな上に電子手振れ補正まで使える)に仕上がっている。
LUMIX S1RⅡの基本スペック
- センサー・画質
- 4430万画素 裏面照射型CMOSイメージセンサー
- 14ストップのダイナミックレンジ(V-Log/V-Gamut対応)
- 手持ち撮影で最大1億7700万画素の「ハイレゾモード」
- オートフォーカス・連写
- オートフォーカス強化(人物・動物・車・バイク/自転車・列車・飛行機を検出・追尾)
- 電子シャッター使用時、AFS/AFCで最大40コマ/秒の連写
- 最大1.5秒前の撮影が可能な「プリ連写」機能
- 動画性能
- 最大8K30P録画対応(8128×4288ドット)
- 6.4K30P 10bitのオープンゲート記録対応
- 冷却ファン内蔵で長時間撮影が可能
- 最大4.2倍の「ハイブリッドズーム」機能搭載(静止画・動画対応)
- ボディ・操作性
- 小型・軽量化(134.3×102.3×91.8mm、重量795g)
- 防塵・防滴性能、-10℃~40℃の耐環境性能
- 576万ドット OLED EVF搭載
- 3インチ184万画素のチルト&フリーアングル背面液晶
- 記録メディア
- CFexpress/SSD(スロット1)+ SDカード(スロット2)のデュアルスロット
- アクセサリー・キャンペーン
- 新バッテリーグリップ「DMW-BG2」発売(3万8000円)
- 3月27日~5月11日の購入で、バッテリー&チャージャーがもらえるキャンペーン実施
期間が大分空いたこともあり性能的に前モデルを圧倒するS1RⅡだけど、個人的に1番嬉しいポイントは小型・軽量化。
S1Rのアホみたいな大きさは本当に勘弁、一気にS5並になるということでこの一点をもって大喜びしているユーザーがどれほどいることか。
1ヶ月後には発売されているかもしれないパナソニック渾身のハイエンド機、これまでパナソニック機を避けてきた僕だけどどういった画を出してくれるのか、そのピーク性能には関心多いにアリ。
▼キョクチが制作・販売している動画教材▼

グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
割とヒマな人、2019年頃にアドビ製品を全部絶った「脱アドビ」を達成。
映像制作やYouTube、動画マーケティングなどに関する情報を配信中。