先月発表されたキヤノンの新型、それもハイクラスカメラの「Canon EOS R5 MarkⅡ」を遅ればせながら予約した。
タイミングとしては予約開始直後の話、残念ながら少し遅れたため発売日当日に届くことはないみたいだけど購入目的は業務での利用ではなくあくまでもテスト機としてなので多少遅れても特に問題はない(気が変わってキャンセルするかもしれないし、逆にちょうどいいかも)。
去年までであればこのカメラをGoPro HERO 12やiPadのようにStep2メンバー限定の年末イベントあたりでプレゼントしていたが、高額な製品を提示しても全くメンバー増加に繋がらないことがわかったのでそれはもう辞めて、テストが終わったら早い段階で他者に売る予定。
今回の新型R5、個人的にはハードウェア的な進化というよりもソフトウェア的な進化、それこそこれまでになかったハードウェア「DIGIC Accelerator」を利用したアップスケーリング・デノイズ技術や8K 60p収録といった部分に興味津々。
海外のメディアではハードウェア的性能では前機種であるEOS R5よりも劣っているような結果(新型と旧型では撮像素子の作りに大分差がある)が出ているけど、そのハンデをソフトウェア処理でどこまで補えるのか、もしくは上回ることができるのかといった面が R5Ⅱに関しての注目ポイントじゃないかと思っている。
AF性能に関しては…やっぱり関心がないかな、視線入力含めて別に人力で何とかすればいいんじゃないのくらいにしか考えていない。少なくとも(撮影時に負担を減らすための技術の)機械任せでイイ写真が撮れるようになるのは楽しくないと考えているんで、まずは純粋に画質に関してチェックできればいいかなあ。
最後にちょっとだけ余談。
方々で評価されている初代R5だけれど、過去に行った自分なりのテストにより個人的には(少なくともスチルは)価格の割には低画質・低ダイナミックレンジという評価(周囲の制作者にはその証拠をデータと共に提示済み)。ここまで書いた新型に対する期待に嘘はないけれど、旧型の評価が新型によってどこまで変わるのかっていうのがもうひとつの関心事なので、色んな意味で新型には関心を持っている。
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