本日Blackmagic DesignよりDaVinci ResolveおよびFusionのアップデートがリリースされた。
今回のアップデートはバグフィックスのみとなるが、内容を見ていくとM1 MacやM1 Pro/Maxチップを積んだMacBook Proにまつわる内容が目に付く。
以前DaVinci Resolveの開発チームのマネージャーが「M1チップを搭載したMacへの対応が如何に大変だったか」を語っていたが、やはり新しいシステムへの対応は大変ということなのかもしれない。パフォーマンスを取れば最新のM1 MBPということになるだろうが、安定性を取るならIntel Macというのも選択肢に入るのかもしれない。
アップデートをする際はデータベースのバックアップをとった上でアップデーを強く推奨する。
Blackmagic Designのサポートページ
https://www.blackmagicdesign.com/jp/support/
翻訳に関してはDeepLを利用し、部分的に修正を加えている。
DaVinci Resolve 17.4.3の主な変更点
- Intel GPUを搭載した一部のWindowsシステムで起動時にクラッシュする問題に対処しました。
- スタイルが設定されていないテキストフィールドでスタイルを使用する際の問題に対処しました。
- 10ビットビューアーを持たないMac OSで、出力が正しくブランキングされない問題に対処しました。
- コンテキストメニューにショートカットキーが表示される問題に対処しました。
- オフラインクリップに埋め込まれたLUTの不正な警告に対処しました。
- M1 ProとMaxのアルファ付きProResのデコードの問題に対処しました。
- Apple Siliconでのスコープエクステントの不正な表示に対応しました。
- Apple Siliconでのアルファ出力の不正確なプレビューに対応しました。
- Fusion FXのデジタルグリッチによる調整クリップのスロー再生に対応しました。
- Apple SiliconでのFusion fusesのフリーズの可能性に対応しました。
- 接続されたツールをグループにペーストする際の不具合に対応しました。
- 3Dテキストがレンダリングされないことがある問題に対処しました。
- Fusionのループしたスプラインのポイントを削除する際の問題に対処しました。
- Apple SiliconでのFusion Classicオプティカル フローの安定性に関する問題に対処しました。
- Fusionのインスタンス化されたツールでノード エディタが再描画される問題に対応しました。
- インポートされたFusionのカンプでトリムされたメディアがループする問題に対応しました。
- メディアプールでバウンスされたオーディオクリップの名前を変更する際の問題に対処しました。
- Fairlightでクリップを編集する際のクロスフェード動作の問題に対処しました。
- タイムライン切り替え時のVSTクリップエフェクトエラーに対応しました。
- 固定バスプロジェクトにおけるFairlight Accelerator監視の問題に対処しました。
- 特定のDolby Atmosワークフローにおけるフェイズアライメントに対処しました。
- Dolby AtmosでエクスポートされたIMFの一部で無音のフレームに対処しました。
- Dolby Visionトーンマッピングプレビューの表示メタデータに対応しました。
- Resolveから生成されるeasyDCP KDMの問題に対処しました。
- M1 MaxでのProResメディアのデコード性能をより速くしました。
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上。
Blackmagic Fusion Studio 17.4.3の新機能
- Apple Siliconのヒューズでフリーズする可能性に対応しました。
- アップルシリコンでのクラシックオプティカルフローの安定性の問題に対処しました。
- ループしたスプラインのポイントを削除する際の問題に対応しました。
- 接続されたツールをグループにペーストする際の問題に対応しました。
- 3Dテキストがレンダリングされないことがある問題に対応しました。
- OpenCLを使用したDVEで、一部の回転でレンダリングができない問題に対応しました。
- インスタンス化されたツールのノードエディタが再描画される問題に対応しました。
- フォントファイルが読めない問題に対応しました。
- スタイルが設定されていないテキストフィールドでスタイルを使用する際の問題に対処しました。
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上。
グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
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