今回のファストレビューでは久々にキーボードを取り上げている。
紹介している商品はiCleverさんのワイヤレスキーボード「IC-BK08」。折り畳み式のクールなギミックとノートPCを彷彿とさせるトラックパッドが光るこのキーボードの実力や如何に_
まずは開封
取り合えずまずは開封。同梱されているモノは必要最低限。動画の中では取り上げていないが箱のデザインはいくつかバージョンがあるのか、送ってもらった3台全て違うデザインとなっていた。
特段これといって注目ポイントがあるというわけではないが、IC-BK08は使い勝手が多少複雑なこともあって慣れないうちは操作に戸惑う場面が多いためマニュアルの保管には気を配りたいところ。
魅力的な外見と軽さとギミック
iCleverさんのモバイルキーボードは高いデザイン性のものが多く、IC-BK08もその例外ではない。畳んだ状態だとほぼ全てアルミで覆われた状態になるものの、この質感が高級感を演出していて満足度を高めるのに寄与している。ヒンジ部分も変な遊びはなくきちんと作り込まれているし、設置面もうっすらとゴム足でカバーするようできていて、本体展開時に両サイド下にあるスタンドも相まって、設置面が平らであれば十分な剛性感・安定感のもとタイピングすることが可能。
本体サイズはiPhone XSとそれほど違わず、重量も同様で202gと軽量。これくらいであれば普段から持ち歩くのにもなんら支障はないはずだ。
充実の基本性能
次に基本的な性能や機能を見ていこう。
まずバッテリの持続時間だが60時間もの長時間駆動が可能な上に、もし途中でバッテリーが切れてしまっても充電しながら継続して使用することができるため、モバイルバッテリーを持ち歩いているという人であれば外出時でもバッテリー切れで困るということはまずない。
それからIC-BK08を語る上で忘れてはならないのが最大3台までのマルチペアリング機能。実際に動画の中でiPad ProとiPhoneを交互にペアリングしている場面があるが、実際の使用でも全く問題ない速度でのペアリングの切り替えが可能で複数台のデバイスを持ち歩いているという人にとっては心強い機能といえる。
クセはあるものの良質なキーボード
IC-BK08はキーの部分に一般的なパンタグラフ式を採用しており、タイプした時の押し込み具合も適度に深くて反発力があり個人的にはかなり好み。タイピング時の音もうるさいということはなく、余程の気を使わなければならない場面でない限り困ることはない。
ただ、Windowsの方に最適化しているのかMacやiOSデバイスでは入力が難しかったり、そもそも入力できない文字がいくつかあるので、購入を検討している人はここらへんに関して一度実機でチェックされた方がイイかもしれない。少なくとも僕はこの点だけでもメインキーボードとして利用するには厳しいと思っている。
それからヒンジ部分の出っ張りのせいでタイピングの際に指が引っかかってしまうことが度々あった。慣れの問題なのかもしれないが、エンターキー周りの窮屈さと相まって案外人を選ぶキーボードなのかもしれない。
トラックパッドに関しては広くて指の滑りも良く気に入っている。もちろんiOSデバイスでは利用することはできないが、この機能があるおかげで複数のデスクトップマシンを交互に切り替えて利用するなんてこともすんなり出来てしまうのはありがたい。
まとめとしては、iPhoneやiPadでもタイピングは問題なくできるものの、その行為を極力ストレス無くこなしていくためにもIC-BK08のようなモバイルキーボードは強くオススメする。この手のデバイスを体験したことがない人にとってはにわかには信じられないかもしれないが、人によってはiPhoneやiPadの使い方が根底から変わってしまう人もいるんじゃないかと思うほど便利だ。
最後になるが、今回はiCleverさんからのご厚意でプレゼント用に2台もらっているためYouTube用プレゼントとして1台、Twitter用プレゼントとして1台に振り分けて応募を募っている。応募に関しての詳細は番組の公式twitterアカウントを確認してほしい。
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