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BMPCC 4K – All CinemaDNG RAW Footage-

まだBMPCC 4K用のBlackmagic RAW(.braw)がリリースされる前にテスト撮影の一環でCinemaDNG RAW(.dng)で撮影した比較用サンプル動画。
注目してもらいたい点は「画質」ではなくビフォアー・アフターの「変化の度合い」だ。

H.264素材とは別次元のデータ品質と後加工での自由度の高さが魅力な.dng

まず、今回は全てCinemaDNG RAWで撮影しているがBMPCC 4Kではその他にもProResによる収録が可能となっている。それを敢えてデータ容量の大きい.dngで撮影したのかというとBMPCC 4Kのピーク性能とDaVinci Resolveを利用した編集時での色補正にどの程度の幅が生まれるのかをチェックしたかったからだ。

撮影した映像の一場面。色味は好みもあるが意図的に大幅に崩してある。
撮影した映像の一場面。色味は好みもあるが意図的に大幅に崩してある。

一般的なデジタル一眼レフやミラーレス一眼で収録できる動画データといえばh.264コーデックで圧縮されたMP4だと思うが、このデータは(モノにもよるが)かなり圧縮されていることが大半でCinemaDNG RAWのような高品質なデータの足下にも及ばない。それに、MP4データのような圧縮素材は編集アプリにかかる負荷が無駄に高いため品質の低さの割には編集時にも苦労するといったことが多いので、URSA Mini 4.6KやBMPCC 4Kを購入するまでの数年間は色々イヤな思いをしてきた過去がある。

さて、このテストでは単純な画質は気にせず敢えてホワイトバランスを崩したりして非現実的な色調にしているが、色補正の前と後とで違いが分かるようにどちらの映像も収録してあるのでその違いが分かりやすいかと思う。

動画データとして着日光に照らされた白い被写体を撮るのは気を使うがCinemaDNG RAWなら余裕を持って対応可能。
動画データとして着日光に照らされた白い被写体を撮るのは気を使うがCinemaDNG RAWなら余裕を持って対応可能。


強い直射日光に照らされた白い花を撮影するというのはかなり気をつけなければならないシチュエーションのひとつだが、動画を観てもらえば分かるように白トビを抑えた上でオリジナルのイメージをガラリと変えることができているのが分かる。ここらへんはデジタル一眼レフタイプのような一般的なカメラで撮影すると失敗しやすいものだが、それほど気を配らずにスナップショット感覚で撮影してもこのクオリティーで収録できてしまうというのは凄いなと感じるしイイ時代に生まれたもんだとも感じる。

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