先日ソニーから発表された新型のワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM5」。前作M4は過去にレビューさせてもらったがその最新作となるハイエンド製品で、今回もレビューの依頼を受けたため発表会イベントに参加してきた。
M4がとてもいい製品だったこともあって最初はそれほど変化がないんじゃないかと思っていたが、開発者によるトークセッションやゲストであるピアノ奏者さんの話を聞いているうちに「もしかして進化しているのかもしれない」という期待のようなものが沸いてきて少しワクワクした。
なぜワクワクしているのかというと、長年使っているApple AirePods Proもさすがにガタが出てきているので、今回のレビューを通してWF-1000XM5が納得できるような製品であれば購入を視野に入れているためいつも以上に気合いが入っているというワケ。
本製品の目玉というか強化ポイントとしては、インタビューや製品概要を聞く限りではサイズや重量を減らしたにも関わらず音質やノイズキャンセリング、バッテリー性能など、ほぼ全ての点において前作から向上させている点で、特にドライバーユニットがかなり巨大化していて、これによる音質の変化・音域の拡張はかなり期待できるポイントだろう。
いきなり問題勃発、音が途切れるのはドライバの調整不足か?
と、ここまで書いてきたが、実はお借りして早々…正確に言えば「会場で視聴させてもらっていた時から」厄介なトラブルに見舞われている。
レビューにあたりWF-1000XM5 本体だけでなくウォークマンのNW-A300も一緒にお借りしているが、コイツとWF-1000XM5の接続が頻繁に途切れてしまう現象が起きている。
感覚的には一分間に1〜3回、距離や遮蔽物の有無に関係なく途切れることもあればほんのちょっとの遮蔽物がある時にでも容赦なく途切れてくるあたり仕様ではなさそうだが、この点は再度ソニー側に確認した上でレビューに臨むべきかと考えている。
音質に関しては現状ではちょっと驚くくらいの音質かもしれないという印象、NW-A300との組み合わせはとにかくピーキーなところがなく音に余裕があるカンジ。ノイズリダクションはこれからテストするが、単純な音質でいえばAirPods Proとは次元が違う。
そんなこともあって音の途切れ問題は解決可能なモノであってほしいが、今のところiPhoneと接続した時は全く問題が出ない…ナゼだ。
というわけで近々レビュー記事および動画の方を配信する予定、お楽しみに。
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