”DaVinci

Blackmagic CloudとDS3622xs+

日頃、Step2メンバーを中心に動画編集案件をお願いする機会があるが、そこでたびたび発生する面倒な手間や雑務といった、案件に携わる人間全員が被るトラブル、というか「無駄」がある。

この「無駄」に関して話をすると長くなってしまうので割愛するが、いわゆる「最終的なクオリティーの担保」に全てが集約しているといっていいかもしれない。
わかりやすいところでは、同じYouTubeチャンネルで配信するコンテンツなのに編集者の違い、スキルや経験によりクオリティーのバラつきが起き、チャンネルの統一感が取りづらいなどといった問題が起きてしまう。そしてそれがクライアントにとっての満足度の低下に繋がってしまうといったところだ。

こういった問題はそれなりの予算が確保されている案件であれば起きることはあまりないが、低単価かつ本数の多い案件であったりする場合には複数人による体制を整えてやる必要があるためなかなかに悩ましい。

コンテンツ制作を大量にこなす手法は僕1人であれば(実際に請けるかどうかは別にして)徹底して効率を追求することができるものの、それに近しいことをまだ映像編集を始めて間もない人でも実践できないかということを考えた末に「Blackmagic CloudとNASを組み合わせたコラボレーション環境」を構築した。

Blackmagic Cloudはブラマジが提供するオンラインコラボレーションのためのサブスクリプションサービスであり、それを利用してプロジェクトの共有化を、そしてクリップなどの素材は数カ月前に購入したモンスターNASであるDS3622xs+を使ったファイル同期機能を使い、編集メンバー全員と即座に共有(同期)。これにより僕の方では編集者が作業する様子をリアルタイムで追いながら適宜指示やアドバイス、もちろん画面共有機能を使ってのレクチャーなども行えるようになる。

作業場に設置された巨大なNAS。拡張用のボックスを併用することで最大で700TBほどにまで拡張可能なモンスター。
作業場に設置された巨大なNAS。拡張用のボックスを併用することで最大で700TBほどにまで拡張可能なモンスター。

さらには、プロジェクト全体を通してパワービンなどを活用した徹底的なパーツのテンプレ化・フォーマット化を行い作業者の違いによるクオリティーのバラつきを軽減と作業負荷の軽減を多方面から徹底して追及した作業環境となる。
編集者にとってはさながらプラモデルを組み上げるような間隔でコンテンツをスピーディーに作り上げていくことができるので、これまで以上の案件を獲得していくことも可能だ。

構築したシステムの概略図。案件ごとにデータベースを分けて共有化。これに高性能NASを組み合わせて大量の案件にも対応できる仕組みを作っている。
構築したシステムの概略図。案件ごとにデータベースを分けて共有化。これに高性能NASを組み合わせて大量の案件にも対応できる仕組みを作っている。

今回の取り組みに関して、以前よりその構想はあったもののNASの購入を機に加速。他のDaVinci Resolve認定トレーナーの助言をもらいながらテストを行いローンチに至った。
現在実践に投入して間もないものの、編集者の反応はすこぶる良くまずは大きなトラブルもなく運用できている。

とはいえ、まだまだ完璧な出来とはいえない。もっと使い勝手を良くするのと同時に効率化のための施策を盛り込んで多くの映像編集者にとって助けとなるシステムに育て上げたい。
まずは近日中にストレージやネットワークを大幅に拡張してより強固なシステムにする予定。

今後僕が獲得できる案件の母数が増えていけば「DaVinci Resolveだと獲れる案件がない」というイメージ(クラウドソーシング系で案件を探すとDaVinci Resolveが使える案件がほぼない)が払拭できると思い、現在鋭意案件収集中。

映像スキルも案件も獲得可能なオンラインコミュニティー『Step2(ステップ)』

フォローお願いします

映像制作やYouTube、動画マーケティングなどに関する情報を配信中。

”Step2バナー”
0 0 votes
Article Rating
Subscribe
Notify of
guest

0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments
PAGE TOP