ハードウェアの高性能化、インターネットの普及により誰でも気軽に動画を配信できるこの時代、ゲームのプレイ風景までもそれほどの知識無くカンタンに配信できるようになっている。そこで盛り上がってきたゲーム実況、参加したいと考える「ストリーマー予備軍」にこそ勧めたいマイクの「LIVE STREAMER Mic AM133」をレビューしていく。
邪魔にならないコンパクトさと性能が魅力
この製品はゲーマー向けキャプチャーボード・オーディオ製品で有名なAVerMediaさんから貸してもらった単一指向性マイクでつい先日発売されたばかりだ。
Amazonで購入すると9,990円(2019/05/23現在)と、この手の製品の中では少しだけ値が張るが実際レビューしてみて質感や作りの良さは価格に十分見合うモノだと感じた。
ストリーマー向けということもあってか使い方は非常にシンプル。電源の要らないプラグインタイプのコンデンサーマイクのためPCやカメラ、スマートフォンに接続するだけですぐに利用できる。頑丈なスタンドやウィンドスクリーンが同梱しているがし、システム全体として見てもコンパクト&軽量で場所を選ばず利用できるところはユーザーにとっては無視できないポイントではないだろうか。
肝心の音質も指向性ということもあってかなりピンポイントで音を拾える印象。ホールのような声の反響するような場所などではカメラやスマートフォン単体で撮影するのと雲泥の差で収録できる。コンデンサーマイクならではの問題としてホワイトノイズがあるが、LIVE STREAMER Mic AM133であればそれをほとんど感じさせないクリアな音質だ。
今回はテストできなかったが付属のウィンドスクリーンを利用することにより野外での撮影にも役立ちそうなこのマイク、ストリーマー向けと言わずセルフィー愛好家にも十分売っていける便利アイテムではないだろうか。
LIVE STREAMER Mic AM133販売ページ(Amazon)
グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
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