動画としては頻繁に更新している「FAST REVIEW」のコーナーだが、2019年も中間にさしかかってきた今、これまでのものをおさらいする意味でもまだ記事にしていないものを順に記事に起こしていこうと思う。
まずは、テスプロさんから譲ってもらった『Mayumi world smart phone U1』の紹介だ。
保護ケースが標準付属、そのクオリティーは必要十分
僕がこれまでまともに使ったAndroid携帯といえばUnihertzさんの「Jelly Pro」だけだったため知らなかったが、今のAndroidケータイの多くは保護ケースが同梱されているものが多いらしく、それはこのMayumi U1も同様。しっかりした保護ケースで元々ケースを利用しないスタイルを取る僕からすればオーバースペックなくらいのもの。実売価格が3万円を切るこの格安スマホですらここまでとなると、高価格帯のものになったら一体どうなってしまうのかと考えさせられる。
本体のデザイン自体には特徴というかオリジナリティーはないものの、質感は低くなく価格以上のものを感じさせるが底面部分だけは少し雑な作りになっていて、ここは少し残念なポイントだ。
機能・性能面に関していえば画質は解像の高さのおかげもあってかなりの品質。本体向かって右側にある電源ボタンには指紋認証機能があり、これと顔認証の「ダブル認証」のおかげで高精度で認証解除できるのはかなり大きなポイントだ。
ただし、その解除速度に関してはiPhone XSのように高速ではなくワンテンポ待たされるため、急ぎの時などは少しストレスが溜まってしまうかもしれない。
デュアルSIM・デュアルVoLTEこそMayumi U1の神髄
性能面でこそiPhone XSに大きな差をつけられるMayumi U1だが、機能性ではそんなiPhoneにはマネの出来ない大きなアドバンテージを持つ。それがデュアルSIM・デュアルVoLTEだ。
例えば、大手キャリアで通話のみのプランに加入したとする。キャリアから支給されたSIMをMayumi U1に差し込んだだけだと当然通話しか利用できない。次に格安SIMのキャリアでデータ通信専用のプランに加入。そのSIMを「追加で」Mayumi U1に差し込むことにより、通話は大手キャリアのプランで、通信は格安SIMキャリアのプランでといった使い方ができるようになる。
一見玄人向けの機能のように思えるが、海外旅行が多いという方には現地で使えるSIMを一緒に差し込んでおくことで気楽に利便性を向上させることができる。
注意点があるとすれば、デュアルSIMを利用する場合、トレーの関係でmicroSDカードでのストレージの拡張ができない。Mayumi U1は標準で64GBのストレージ容量ではあるが、多くのデータを詰め込んでおきたいという方は注意が必要だ。
動画の方ではこの他にゲーム性能やカメラ性能に関しても言及している。ここらへんは実際に動作しているものを映像として観てもらった方がわかりやすいと思うので説明はそちらに譲るが、総じて満足度の高いMayumi U1。ここまでのクオリティー・機能を持ったスマートフォンが国内メーカーから登場しただけでも十分と思ったが、テスプロさんの担当者さん曰く「まだまだ今回のものには改善の余地がある。次回はもっと我々らしい要素を詰め込みたい」といった旨の嬉しい言葉がもらえたことを追記しておきたい。
Mayumi world smart phone U1販売ページ(越境ECさくらモール)
https://jp-shop.co.jp/lp/u1/
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