まず先に書いておくと、僕はこのiPadが過去最低のアップデートだと思っている。
大幅に上昇した価格につり合わない性能がその主な理由ではあるので円安が落ち着いて「3万円ほど」価格が下がれば評価は変わってくるが、正直この程度の性能で68,800円〜というのは納得できない(※iPadの可能性を考えれば全然高くはない、問題は前モデルと比較した場合)。
Apple公式サイトにて、試しにセルラーモデルかつ256GBモデルをチョイスしてみたところその価格116,800円(税込)、Wi-Fiモデル/256GBであれば92,800円となるが、僕が今年の1月あたりに購入(届いたのは3月)した旧iPad256GB/Wi-Fiモデルが57,800円ということを考えると、円安要因だけでこの大幅な価格上昇を説明することはできない。多少の性能アップとほんの少しのディスプレイ大型化…たかだかこの程度でここまでの価格になってしまった今のiPadを僕は評価しない。
これまで気軽に購入できてiPadの世界を体験するのに持ってこいのカジュアルなデバイスだったiPadは死んだ。この製品を買うくらいなら多少作りが悪くてもiPad Airを検討した方がいい。
最後にもう一度いうが、今回のiPadは過去最低だ。
グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
割とヒマな人、2019年頃にアドビ製品を全部絶った「脱アドビ」を達成。
映像制作やYouTube、動画マーケティングなどに関する情報を配信中。