GoProが大人気アクションカムの「GoProHERO10 Black」の派生製品である「GoProHERO10 Black Bones」を発表した。
これは近年肥大化の一途を辿るGoProが高速で空を飛び回るFPVドローンユーザーからの要望を受けて開発した「軽くてコンパクトなGoProHERO10 Black」となる。
PVを観てもらえば一目瞭然だが、FPVドローン専用ということでバッテリーやマイク、モニターなど、これまでのGoProでは必要とされていたパーツのほぼ全てを取っ払い、薄くて軽いプラスチックのケースにGoProHERO10 Blackをそのまま移し替えたものだ。
現時点ではアメリカのみので販売ということのようだが、反響次第では日本での発売もあるかもしれない(日本だとFPVドローンユーザーが少なくてムリかもしれないが…)。
さらに「GoPro Player + ReelSteady」も同時にアップデートされている。
ReelSteadyはGoProで撮影した映像の手ブレを大幅に軽減してくれる機能。これまでは「HyperSmoothオンで撮影した」クリップに対しては利用できなかったが、本バージョンからはこの機能をオンにした状態のクリップに対しても利用できるようになっている。
GoPro Playerではレンズの歪曲を調整するなどといった調整が可能。このアプリ自体がGoProの使用が大前提のため、GoProに搭載されているジャイロセンサーのデータを直接利用するなどして高精度な結果を得られるあたり他のサードパーティー製アプリにはない強みを持っている。
このアプリ、Mac Spp Storeなどでは無料で入手可能。全ての機能を利用するにはApp内課金が必要になるものの、そのための金額は12,000円。一見すると高価ではあるもののPVを見る限りではその価値は十分にありそうだ。
GoProHERO10 Black Bonesの登場で当分はYouTubeなどでこれまで以上に高品質な空撮コンテンツで溢れるのは間違いないだろう。
グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
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