こんにちは、大嶺です。
CES 2026でソニーがひっそり発表した「俯瞰式空間コンテンツ制作ツール(仮称)」、なんだか知れば知るほど面白そうです。

今後のモノづくりに最適だと思われるこのデバイス、まだ試作段階ということもあって全然情報見つかりませんが、気になった部分を(将来への願望強めで)紹介します。
モニターが「魔法の作業机」になるかも
まず、これまでの空間再現ディスプレイとの違いは「水平に置く」こと。
画面を「見る」のではなく、デスクの上に広がる3D空間に「直接手を突っ込む」感覚で作業ができる(なんとなく劇場版のアイアンマンが想起されます、疲れそうだけど楽しそう)とのこと。専用ペンで空中にパスを描いたり、3Dモデルを指で掴んで配置したりとまさに「デジタル粘土細工」状態、対応する側のアプリは大変そうですが、こういったスタイルが普及したらそれこそ未来だなと。
アニメ・映画の「プリビズ」が爆速化
このデバイスを取り上げている記事の中ではアニメの制作現場での「プリビズ(事前視覚化)」への活用が期待できるということです。
その理由が以下、個人的には上から覗き込むデバイスで本当にこういった自由度は得られるのかなと思わないでもないですが、だとしても早い段階で解決されるに違いない!
- 直感レイアウト:「キャラをここ、カメラをここ」とミニチュアを動かすように配置。
- 空間描画:空中にシュッと線を引くだけで、その通りにキャラを動かすパスが完成。監督とスタッフが1つの画面を覗き込みながらリアルタイムに演出を追い込めるのが強み。楽しすぎて逆に作業時間が伸びてしまわないか…。
「裸眼」と「業界標準」への対応
- メガネ不要:裸眼立体視のまま、手の動きに映像がミリ単位で追…Vision Pro大好きですがあのイヤな重さが発生しないというだけでもう最高にハッピーです。
- UE/Unity対応:Unreal EngineやUnityと連携。今ある3Dデータをそのまま「魔法の机」に持ち込めるとのこと。3DCGツール自体が対応したらそれこそトニー・スタークのようにモデリングができるかも。
「意思疎通のズレがゼロ」で合意形成が爆速に
クライアントワークやってると必ずといっていいほど発生する合意形成も、コイツを使えばその場で3D空間をチャチャっといじりながら合意までもっていける。それがどの程度の改善につながるかはケース・バイ・ケースでしょうが、ひょっとするとこのためだけに購入する価値はあるものなのかもしれません。
ちょっとした疑問とまとめ
制作用ということは監督やクライアントと一緒に覗き込むシーンもあるであろう俯瞰式空間コンテンツ制作ツール。
じゃあ実際に複数人で覗き込んだらどうなるのか、何人まで対応しているのかとか思ったりもしますが、AppleのVision Proみたいに余計な負担なくこの手の体験を味わえる(でもってモノづくりの効率化に貢献する)デバイスは今後また違ったカテゴリのデバイスでも出てくる気がしますがそこは単純にとても楽しみ、空間再現ディスプレイともどもまずはソニーに頑張ってほしいところです。
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