個人的にはほとんど使う機会のないアクションカムの「GoPro」。過去にGoPro HERO3を購入したのはいいものの、その色味の正確性が気にくわずあっという間に手放してしまったGoProも今では大分進化し、ある程度の画質と超強力な手ブレ補正機能によって業務にも十分耐え得る製品になっていると感じる。
そんな僕が今アクションカムを購入するならInsta360 ONE RかGoPro、斜め遥か上をいくならInsta360 TITAN(VRカメラだけど)なんていう狂ったカメラをと考えているが、そろそろ次期GoPro「GoPro HERO10(もしくはX)」の発売日が近づいてきたのでチェックしてみた。
新型モデルの画像がリーク。近日中にさらに多くの情報が出てきそうな予感
まずは新型モデルの発売日について考えてみよう。
過去モデルの発売時期を追っていくと9月中の発売の可能性が最も高く、次点で10月発売あたりが妥当のように思える。
【発売時期】
GoPro HERO9
- 発売日:2020年9月
- 新機能「HyperSmooth 3.0」
GoPro HERO8
- 発売日: 2019年10月
- 新機能「HyperSmooth 2.0」
GoPro HERO7
- 発売日: 2018年9月
- 新機能「HyperSmooth」「TimeWarp」
GoPro HERO6
- 発売日: 2017年9月
GoPro HERO5
- 発売日: 2016年9月
GoProは毎年新モデルがリリースされているため新鮮味がほとんどないが、近年のモデルは徐々に大型化しており、ハードウェア面での強化にチカラを入れていく方面に進んでいるように見える一方で、少し前には開発者向けにAPIを開放するなどしていることからサードパーティーによるソフトウェア面での発展も推し進めているなど抜かりがない。
そして、つい最近になって新型のものだと思われる画像もリークされだしており、いよいよ新モデルの発表・発売が近づいていると感じさせられる。
つい先日GoPro HERO9が発売されたばかりのように思えるが、新モデルはどこがどう進化しているのだろう?
無難なところではHyperSmooth 4.0やTimeWarp 4.0は搭載してくるだろうが、やはり気になるのは画質だ。
僕が過去にGoProを購入・すぐさま手放した理由にも繋がるが、そもそもGoProは画質ではなく撮影する体験そのものを売っているという企業なので高画質、それも最近になって流行の兆しが見え始めた「8K」対応というのは現実的ではないだろう。高画質化を図るのであれば撮像素子の大型化(GoProに搭載された撮像素子に関する情報は不確定のものが多いが1インチではないらしい)やBlackmagic RAWの採用(Blackmagicに確認したところライセンス費用は発生しないとのことでメーカー側がその気になればすぐに採用できるらしい)などが考えられるが、やはり体験の最大化を図ったアップデートになる可能性が高いと考えている。
ウェアラブルカメラは実はそれなりの数のレビュー依頼をもらっていることもあり魅力的な製品にはその都度出会ってきたが、自分がメインで業務・プライベート関係なく長く付き合える最高のカメラをと考えた時、GoProは常に最上位の存在であるし、次購入することがあれば今度こそ体験を最大化できるような冒険をしてみたいと思う。
グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
割とヒマな人、2019年頃にアドビ製品を全部絶った「脱アドビ」を達成。
映像制作やYouTube、動画マーケティングなどに関する情報を配信中。