”60歳からはじめる動画編集”

CFexpressカード入門

ついつい予約購入してしまったニコン Z8、あれからずっと迷いつつもキャンセルすることなく、このままいくと発売日である5月26日を迎えてしまう。

現状現役でしっかりと稼いでくれているメイン機のBMPCC4Kも購入からそろそろ4〜5年経過。それなりにハードに使い込んでいることもありいつ本体にガタがきてもおかしくないのでZ8を買い増しして業務上でのメイン機にするという選択肢もある、そう自分に言い聞かせてはいるが 撮影性能が尖りまくっているZ8が果たしてその任務にふさわしいのか…ここがずっと引っかかってまったくテンションが上がらない。

Blackmagicがさっさと8K版のBMPCCを出せばこんな面倒で高くつくことにはならなかったのに一体なにをやってるんだブラマジは…。

ひとまずメディアは揃える

それから数日後、(間違って)予約してしまったZ8のため撮影したデータを保存するためのメディア探しの旅へ。
Z8を購入するとなれば狙いは8K RAW一択なのでSDカードではなく、より高速なCFexpress(タイプB)を買わなければならないが、メーカーは以前知人から評判を聞いていたProGrade(プログレード)のCobalt(コバルト)と決めていた。

ProGradeは価格と性能のバランスがとても高いと有名で、特にハイグレードの「Cobalt」は驚くことにSLC(Single Level Cell)を使っている(5/24追記。どうやらpSLCという新しい技術のものらしく日本語だと「疑似」SLCとのこと。既存のMLCをSLCのように扱うもののようでその性能はSLCに迫る)。
今さらSLCについて説明するのもアレなので省くが、要は廉価なチップ(MLC / TLC)を積んだものより速度が速くて書き込み回数がとてつもなく多いのがSLCということだ。

このメーカーはAmazon専売だが、僕が見た時にちょうどセール中だったらしくなんとそのCobaltが4割近くも安く買えることを発見したため、同じくProGrade製のカードリーダー共々そのまま購入。8K RAWを撮影するとなれば容量は極力大きい方がいいだろうと判断し最大容量である650GBをチョイス。

残り個数あとわずかというところで購入。通常価格は11万円ほど。
残り個数あとわずかというところで購入。通常価格はメディア単体で11万円ほど。

なお、後日談となるがこのセールが終わった後にもう一度この製品ページを確認するとセール終了と同時に価格改定されたらしく大幅に値上げされていた。
セール中の価格と比べると倍以上も違う…本当にベストタイミングで入手できたということだろう。

現在の価格。こんなに高価になってしまうと業務でなければ絶対に購入できない…。
現在の価格。こんなに高価になってしまうと業務でなければ絶対に購入できない…。

そんなわけで手元に届いたCFexpressとカードリーダー。Z8をキャンセルすることになっても先々使うことになるハズ、その時はオークションで売り飛ばすという選択肢も視野にXデーである26日に備えておこうと思う。

う〜ん、こんなに計画性のない買い物は初めてかもしれない。

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