2月22日から開催されていた撮影機材の展示会イベント「CP+」も今日でおしまい。
横浜パシフィコすら知らない僕もStep2のメンバーさんと初日に行ってみた。
初めて参加するCP+はInter BEEとは随分毛色の違った雰囲気で大盛況、それは参加者の多くがカメラを携えていることからもヒシヒシ伝わってきた。
写真系のイベントということでムービー系の機材は展示数も少なくそこは少し残念、特にEIZOの新型ハイエンドモニターの発表を楽しみにしていたの何もなかったのが1番痛かった。
ただ、それを除けば面白い製品や魅力的な製品をいくつも知ることができてこれはこれで楽しい。普段は自分の使わない機材にはそれほど関心がない僕でも十分に楽しむことができたのは嬉しい発見だった。
長蛇の列の富士フイルムブース
数多くあるブースの中でもソニーやキヤノンなどといった大手カメラメーカーのブース規模は桁違い、そんな中発表されたばかりのX100ⅥとGFX100Ⅱを触りに富士フイルムブースへ。
富士フイルムのブースには新製品をテストするための長蛇で螺旋状に並ぶ人で溢れかえり、X100Ⅵを使うために30分ほども待つハメになってしまった。
実際に触ってみたX100Ⅵの感想としては思っていた以上にしっかりできていて質感が高いのはポイント高し。
レンジファインダー機ならではの視界の広さは撮影の楽しさを引き上げてくれる重要な要素、これを活用することで楽しく快適にスナップショットを行えそうだ。
気になった点としてはAFの速度と精度が他社製と比較して劣っている気がしたことと、ムービー撮影モードへの切り替えがデフォルトだと面倒(社員さんによるとボタンをカスタマイズすることでボタン一発で切り替えられるようになるらしい)だと感じた。
でも、その2点を補ってあまりあるくらい魅力的なカメラで旅行用にちょっと欲しくなってしまったことを付け加えておく。
価格がやたらと高いX100Ⅵだけど最高だった。
GFX100Ⅱは予想に反してマッチョ、デカくてゴツかった。10秒程度しか触らなかったけれどシャッターフィーリングはGFX100Sと同じ。店員さんに聞くとローリングシャッター歪みは減ったけどダイナミックレンジなんかはGFX100Sと同等とのこと。
個人的にGFX100に動画撮影性能を求めてないんであまり魅力的とは思えなかったけどとりあえずGFX100SⅡの登場は楽しみにしてる。
ビデオヤンキー登場、ニコンブースでのトークショーが1番良かった
一旦ピザーラ(ピザハット?)で昼食を摂り再度会場へ入場。
次に向かうのはニコンブース。というのもそこでビデオヤンキーなイノウエタクロさん(同じDaVinci Resolve認定トレーナー)と上田さん(?)のトークショーを見るため。
内容としてはZ8の魅力についてのものだったけど合間に流れるおふたりの作例があまりにも素晴らしすぎて感動、イイ刺激になった。このためだけに横浜まできた甲斐があった、さすがは井上さん。初めて出会った時はブラマジイベントの帰りに駅のホームで物哀しく座り込んでいるおっちゃんだと思って気軽に話しかけたりしてゴメンナサイ、まさかここまでの実力者だったとは。
以上、CP+の感想文でした。
グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
割とヒマな人、2019年頃にアドビ製品を全部絶った「脱アドビ」を達成。
映像制作やYouTube、動画マーケティングなどに関する情報を配信中。