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購入時には要注意? DaVinci Resolve Studioの「本家版」と「Mac App Store版」

DaVinci Resolveの有償版、すなわちStudio版を購入する際のちょっとした小ネタをひとつ。
Mac版DaVinci Resolveは本家から購入・ダウンロードする以外にMac App Store(以下MAS)からも購入することができるが、実は本家版とMAS版では微妙な機能差があったりする。
その微妙な機能の差はほとんどの人には関係ないものではあるものの、これを知っておいた方が悔いのない買い物ができるというものだ。

本家版のメリット、Mac App Store版のメリット

知っている人は多くないと思うが、DaVinci Resolveの無償版・有償版ともにMASで扱いがある。カジュアルにソフトを探し購入・インストールできるという意味ではMAS版のひとつめのメリット。さらに、MAS版はその規約上自分の所有しているマシン10台までにインストールできるということもメリットだ。

MAS版での購入画面。説明文が英語になっている。
MAS版での購入画面。説明文が英語になっているがソフト自体は日本語を含めた他言語に対応している。

で、先に述べた機能差になるがいくつかあり、それを個別に書いていくと長くなってしまうので割愛。GPUの扱いに違いがあるのが気になるくらいで後はかなりテクニカルな部分の違いになるが、要約すると「機能的には本家版が上。MASは多少の制限アリ」ということになる。

本家版とMAS版の機能差を記した一覧表。赤枠で囲まれた部分がMAS版。
本家版とMAS版の機能差を記した一覧表。赤枠で囲まれた部分がMAS版。

Ver.15の頃の資料なので古いものかと思われるかもしれないがブラックマジックの岡野さんによると「これが最新版」とのこと。
ほとんどの人にとってはあまり影響のない違いではあるものの、せっかく購入したものが制限付きとなるとなんだか損をした気分になってしまう。

損得の話になると価格も違う。本家で購入すると35,980+消費税だがMAS版は税込で36,800円なので3,000円ほどMAS版の方がお得だ。
このように一概にどちらで購入した方が良い、悪いという話ではないので気にし出すとややこしくなってしまうが、そうなってしまったらもう後は公式の資料にきちんと目を通して自分が納得いく方を購入するしかない。

各プラットフォーム版の違いをまとめた公式の資料がコチラ。
https://documents.blackmagicdesign.com/SupportNotes/DaVinci_Resolve_15_Feature_Comparison.pdf?

ハイエンドGPU、それもnVidia製のGPUによる一部のアクセラレーションが利用できないというのはそれなりの割合で問題になるかもしれないが、他の違いはよほどクリティカルば場面でしか問題にならない(と思う)。となればあとは費用感であったりお互いのメリットを勘案して決めればいいということになるが、個人的にはMAS版のメリットはそれほど魅力的ではないので本家からの購入がオススメだ(アップデートのタイミングも早そうだし)。

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