日頃YouTubeで動画を観ることはそれほどないが、投稿者がどんどん増えているのは確実なようでこれまで通りの運営方法だとチャンネルの成長が難しくなっているのもまた確実。ただでさえ国内のYouTuberというものは毎日配信が基本とか、僕からすれば拷問としか考えられないような暗黙のルールが存在するので脱落組も膨大な数に上るハズだが雨後の筍よろしく、それ以上のスピードで増えている模様。
今回はそんなデスゲームに打ち勝つためにお役に立ちそうなお話。本当は自分の納得いくコンテンツを作ることのできる最上のコンテンツで勝負した方が絶対にいい結果が出るものの、数で勝負しないといけないといった方のために「サクサクとレビュー動画を作ることができるコツ」をお伝えする。
全体の流れを決めたらあとは「テンプレ化」で攻める
最初にお断りしておくと、今回の話はあくまでも大枠の話であるので、要所要所に独自の要素を付け加えてもらえればと思う。
僕は日本のレビュー動画というのは年に一度観るか観ないかといったレベルで「観ない」ので他の方はどうしてるかは知らないが、自分含め海外のものだときちんとした流れを考えて作っているものがほとんど。ざっくりいってしまえば以下のような流れになっている。
- オープニング
- 製品概要紹介
- 特徴紹介
- 実際の使い勝手
- オススメポイントの紹介
- 気づいた点の紹介
- まとめ
- エンディング
この8つのポイント、個別にどういう内容・構成にするかを文章にまとめてみるなりしてくっつけるだけで結構それっぽくなる。
そうなってしまえばこっちのもの、あとは構成台本をラフに起こしてみるなり試し撮りなんかをするとより完成版のイメージが湧いてくるので一貫性のあるレビューコンテンツをすぐ作れてしまう。
ちなみに、僕の場合はそのテンプレ(主にFAST REVIEWコーナーで利用)の他に構成台本をサクサク作れるようにオリジナルのテンプレを作り、それをiPadに入れた「Noteshelf2」に入れて利用、作業の大幅な効率化を実現している。
慣れないうちは似たようなジャンルの製品のレビュー動画を立て続けに作ってみるとそのカテゴリの製品を紹介する時の押さえるべきポイントといったものが見えてくるハズ、まずは同じカテゴリの製品で安いものを2,3品買ってチャチャッと挑戦してみるといい。
慣れてくれば他のカテゴリにも通用する共通の流れというものが自分の体験として身に付けられるのでオススメだ。
以上となる。国内の動画市場は過熱の一途を辿っているので上述した方法を使ったからといってそれに見合った結果はなかなか出すことはできない。
じゃあ意味がないのかというとそうでもなく、制作にかかるスピードだけでなく精神的にも余裕を持つためにもとにかく省力化しつつ最低限のクオリティーを担保できる「テンプレ化」、これはチャンネル運営している人であればどの段階からでも実践して間違いはない。
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グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
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