本日BlackmagicよりBMPCC用のアップデートである「Blackmagic Camera 7.9.1」がリリースされた。
DaVinci Resolveもそうだが、このカメラ用アップデートも前回のアップデートからそれほど時間が経過していない。その割にはかなり重要なバグフィックスが含まれているためポケシネ(4K/6K/6K/G2/6K Pro)ユーザーは確実にアップデートしておいた方がいい。
アップデート内容は以下のとおり。
いつものように翻訳にはDeepLを利用させてもらっている。
アップデート内容
Pocket Cinema Camera 4K、6K、6K G2、6K Pro
- USB-C SSDへの録画の信頼性が向上しました。
- カメラソフトウェアをアップデートする際の信頼性を改善しました。
- 録画の開始と停止時のタイムラグを改善しました。
- LUTを適用したBlackmagic RAWクリップがカメラで正しくプレビューされない場合がある問題を修正しました。
Pocket Cinema Camera 4K
- モーションセンサーのデータ精度を改善しました。
- MFTレンズの物理的なOISスイッチの検出の信頼性を向上。
- 4K 2.4:1撮影時にフレームレートを60fps以上に設定できない問題を修正。
と、このようにいくつもの改善点があるが個人的に圧倒的な恩恵は「録画の開始と停止時のタイムラグを改善」。実は前回のアップデート後、録画の開始・停止の際に数秒のラグが発生するようになっていたため、これが起因して業務中に何度かミスをしていたのだが、今回のアップデート後チェックしてみたところに見事に元通りのクイックなレスポンスになっている。
ちなみに、このアップデートを適用するとカメラの設定が初期化されるばかりかカメラのプリセットとLUTは削除されてしまうので、この機能を活用しているユーザーはアップデートの前にこれらのバックアップをとってから行うことをおすすめする。
Blackmagic Designサポートページ
https://www.blackmagicdesign.com/jp/support/
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