つい先日、Blackmagicのwebサイトに現れたDaVinci Resolve 17の告知バナー。新型コロナウイルスの影響で遅れに遅れていた最新版がようやくリリースかと思いきや、どうやら新機能の紹介も兼ねたライブ配信を行うらしい。
バージョン17はいつから入手可能か
Blackmagicのwebサイトにあるバナーにはリリースという文字がなく新機能の紹介とその開催日時が掲載されているだけ。DaVinci Resolve 17という表記だけを見て喜んでしまっては当日ガッカリ、ということにもなりかねない。冷静に考えればリリースも同時かほぼ同時といったところに落ち着くだろうが「もしかしたらリリースはまだもう少し先かも」くらいの気構えはしておいた方がいいかもしれない。
Appleの新型Mac発表イベントとのニアミスは何を意味するのか
遅れていたバージョン17の発表だが、どうしてここまで遅れたのか。毎年4月に最新版を発表&リリースしていたBlackmagicが新型コロナの影響を受けたとはいえここまで遅れるというのは余程のことががあったためと考えられるが、ひょっとするとAppleの新型Mac、それも初のApple Silicon搭載Macにネイティブ対応させるために必要な時間だったのかもしれないと考えると興味深い。日本での開催時間が11月10日の深夜3時だがAppleの新型Macの発表イベントはその翌日である11日深夜3時、ネイティブ対応とまではいかなくてもここまでタイミングが近いとなると新バージョンのウリのひとつとして新型Macに関わるトピックスを引っさげているとしても不思議ではない。
何はともあれ、待ちに待ったバージョン17。どこがどう進化しモノづくりに影響していくのかをとても楽しみにしている。
最後に、余談だがいい加減単体版のFusion Studioにはドングルなしでの起動を可能にしてもらいたい。それとバージョンのナンバリングが西暦表記ではなくこれまでどおりでよかった。
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