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Blackmagic Design URSA Mini 4.6K Test Shoots

ちょっと時間が経っちゃったけど久々にYMRchannelの方に動画をアップしたのでそのことについて書いてみる。

久々にアップした動画はいつものアニメーションを多用したものではなく純粋にURSA Miniの画質・性能を確認するためのモノで、単純に撮影したデータ(RAW3:1、59.94fps)をDaVinci Resolve側でスローモーションにしてやったもの。モチロン、色味に関しての調整もDaVinci Resolveを使用。作品性を重視しないで適当に思いつくままに調整していってるから全然まとまりのない構成&色になってる。個人的に気に入っているところは動画の冒頭付近にあるネコさんがのっしのっしとお腹を揺らしながらこちらに向かってくるとこ。お腹の揺れ具合がタマラン。

お気に入りの一場面

アップした動画の一場面。ファットなネコさんの揺れるお腹が堪らない。

使っていて分かってきたURSA Miniの欠点

URSA Miniを購入してからというもの撮影したい欲求がムクムク湧き上がっていたんだけど年末から年始にかけての忙しさでなかなか思うように外に出られず、出られる時間が出来てきた最近では撮影機材なんかへの出費が相次いで資金難で自宅軟禁状態。そんなカンジだったんで外での撮影はほとんど近所だけ、それをできるだけシチュエーションを変えて撮影・編集しているうちにこのカメラの特長が分かってきた。

良いところは沢山ありすぎて割愛するけどとりあえず画質がイイ、というか出てくるデータの素性が凄い。RAWやProResだからっていうのはあるにしてもSony RX10Ⅱの圧縮データ(S-Log2)と比較した時の再生パフォーマンスの高さやカラコレの際の耐性、きめ細かな細部のディティールなどなど、単純な比較はできないとは分かっていてもここまで差があるとは正直思っていなかった。スゴイね、URSA Mini。

でも、そんなURSA Miniでもたまにおかしなデータを吐き出すことがある。今回の撮影テストでは「意図的に」かなり厳しい条件で撮ったものがあるんだけど逆光時に黒浮きした状態での暗部にカラーノイズが割と乗りやすいと感じる。
今回YouTubeにアップした動画の一場面でもそれに該当する箇所があるけどやっぱり暗部にマゼンタがかったノイズが確認できるし色の調整に多少苦労した。

暗部にカラーノイズ

ちょっとした弱点。特定の条件下でカラーノイズが出やすくなることが。

他にも欠点はありそうだけど・・・

今のところ大きな欠点の見つからないURSA Mini。先に書いた問題点は撮影時に気をつけておけば回避できるし今後マットボックスなんかを購入すればまた違ってくると思う。で、それ以外で少し気になる点があるとすればピント合わせに利用する画面の拡大率が固定なことと、オプションであるBlackmagic URSA Viewfinderを利用した時の拡大機能が使いづらいことくらい。画面の拡大率を選択できるようにすることはファームアップで対応可能だと思うから致命的な欠点ではないしそれ以外にはもう不満はないかなあ、凄い気に入ってる。

まとめ、確かに一般的なカメラよりも少しだけ高く大分重いURSA Miniだけどそこから生み出される映像美はそんなことを忘れさせてくれるくらいのインパクト。単純にデータの質として見てみてもその豊富な階調やカラコレ耐性なんかは初めて経験する人はビックリすると思う。そういうことを考えるとやっぱりURSA Miniは楽しくクール、そして最高にバーゲンプライスな相棒なのです。

Blackmagic Design URSA Mini 4.6K Test Shoots

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