本日Blackmagic DesignがATEM Miniとカメラアップデートに関するライブ配信を行うと予告した。
ライブ配信は日本時間にして2月18日の午前3時。昨年後半にURSA Mini Pro 12KをリリースしたBlackmagicが果たして新製品を投入してくるのか、それともただのソフトウェア面のみのアップデートとなるのかを予想してみた。
カメラ登場の可能性は薄くURSA Mini Pro 12Kを中心にしたアップデートが可能性大
まず最初に考えるべきはそのタイミングだ。例年この時期にあるカメラ系のイベントは特になく(国内だとCP+2021くらいか)、世界的な注目を集める映像系のイベントは4月後半に開催されるNAB Showとなる(こちらは今年に限り10月開催に変更)。
新型コロナの影響でリアルイベントのスケジューリングが変動しているため例年通りのタイミングで各社の製品が発表されるということはなくなってしまうかもしれないが、正直今回の発表では新型カメラは出ず、URSA Mini Pro 12KやATEM Miniを中心としたソフトウェアアップデートが中心になると個人的に考えている。
そのアップデートの内容としてパッと思いつくのが映像のトリミング耐性を活かした疑似的な視点切り替え機能で、イメージとしてはライブ配信(フルHD)でURSA Mini Pro 12Kの1台のみを使って撮影。スイッチャーでカメラを切り替える感覚でそのトリミング済みの映像を切り替えていけるというようなものだ。
と、ここまで書いてきてふと思ったがこの機能、もうすでに搭載されていそうな気がしないでもないが、どちらにせよ(ATEM Miniのアップデートがあるということもあるし)ライブ配信系の機能アップというのが今回のイベントの目玉になるだろう。
本当は8Kに対応したBMPCCが出て欲しいがどうだろう、BMPCC4KはともかくBMPCC6Kはまだ発売されてそこまで時間が経っているワケではない。8K対応モデルとなると真っ先にBMPCC6Kを置き換えることになるだろうが、Blackmagicが6Kをそこまで短命な製品にしてしまうのかという疑問が残る。技術的には現時点で8Kを発表することはできるのかもしれないが実際に発売されるのはまだ先…8KのBMPCCが発表されるのであればこのセンが無難かもしれない。
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