”DaVinci

Promise Pegasus2 R6が故障した

つい最近まで動画含め全てのデータはPromiseから発売されているPegasus2 R6というRAID10構成のストレージに保存していたものの、今は去年購入したMacBook Proに新規のデータを入れるようにしている。

理由は持ち歩くことが多いMacBook Proの運用に当たり、わざわざ外付けのストレージを一緒に持ち歩きたくなかったから。4TBのストレージを積んだそのMBPは十分に役目を果たしてくれているものの、たまにはPegasus2 R6を繋いでデータを避難させていたりしていたのだが、そのサイクルはここ1ヶ月のうちに止まってしまった。

MBPも道連れ。原因不明のエラー&シャットダウン

ひと月ほど前、あるデータをPegasus2 R6に移そうとDaVinci Resolveのクローンツールを利用。準備が整いデータ転送開始、あとはデータの転送が終わるのを待つだけ…のはずだったが、目を離している間になぜかMacが再起動していた。

キツネにつままれたような心持ちで再度トライしてみると転送中に突然画面がブラックアウト。その後再起動をしてしまうというナゾの現象に遭遇しているということがわかり、HDDの故障を疑ったり電源ユニットのへたりを疑ったりと色々手を尽くしてみたものの一切改善しない。

確認できた現象を書いておくと、勝手にアンマウント&マウントが繰り返されたり、大きなデータをやり取りしている最中にシステムごとフリーズ&ブラックアウト&OS再起動のふたつ。特に後者は確実性がありこのままでは大事なデータを避難させることができない。

大事なデータ、それはこれまでのプロジェクトや思い出の詰まったおよそ10TB分。

Pegasus2 R6はMac Pro 2013が届く直前、それこそ2014年の1月9日あたりに我が家に到着した古株なのでもういよいよ限界がきてしまったのかととても悲しい気持ちになった。
軽くケースを空けてみたりもしたが中身はそれなりに綺麗で、いくら年月が経ってしまっているとはいえ見た目は当時と変わらない。これまで数多くの業務をともにこなしてきた戦友をこんなカタチで、データを他に移す時間すら与えられず終わってしまうのかと途方に暮れていたらあるブログ記事を発見した。

それは、同じPegasus2ユーザーの書いたブログだった。

原因発覚

ブログが書かれたのは2018年頃だが、その人が書いた内容としてはアレコレ手を尽くしてみたけどだめ、Promiseに電話をしても修理はできずファブリッシュ品と交換となってしまうためデータは消えてしまう。そんな中で試しにThunderboltケーブルを別のものに変えてみたらなんなく動作した、とのこと。

ん、Thunderboltケーブルが原因?…確かにThunderbolt1と2のケーブルは発熱が凄いし故障したという話を聞かなくはないが、まさか自分がそんなレアケースに遭遇するハズが(ケーブル交換後)…あったわ、遭遇してたわ。

今は元気に動作しています、Pegasus2 R6。
憎むべきは発熱がヒドイThunderbolt2ケーブル(純正)だった。

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