始めにお断りしときます、今回の記事はおよそ一ヶ月前に書きました。したがって時系列は全て当時のモノとなっております。
だってさ、途中まで書いたはいいもののフィニッシュするのをすっかり忘れていたんだもの!っていうことでいってみましょう。
現在開催されている映像製作者向けの一大イベント「Inter BEE(国際放送機器展)」、普段触るどころか見ることすら難しいハイエンドのギアが集まるこの機材の祭典に参加してきた。
結果、仕事ながらも機材だけでなく映像制作にまつわる色々な話も聞かせてもらったんでそこらへんのことを書いていこうと思う。
目指すはREDとBlackmagic Design
以前はプライベートできていたこのイベント、今回は現在進めているプロジェクトのために仕事としての参加。メンバーは僕の他に映像クリエイターさん1人、出版社の方1人で合計3人。映像クリエイターさんの要望により西華デジタルイメージのブースに伺った。
西華デジタルイメージでは主にRED製品(WEAPONとか)を見て回り、一緒に展示されていた「巻けるLEDライト(商品名失念。System5さんとこのECサイトで購入出来るとのこと)」と一緒に非常に興味深くかつ執拗に触らせてもらった。
やっぱりREDのカメラはイイ、憧れ補正を省いて考えてもデザインやサイズ感・重量などどれをとっても理想的。ただ、実際に操作画面を触ってみるとUIを操作する際のレスポンスが少し悪いかなと感じた。
時代は8K。4Kは遠い昔へ
今回、会場を歩いているといたる所で「8K」の文字を目にした。数年前に着た時はせいぜい4K止まりでフルHD対応の製品が多かったことと比べるとやっぱり違う。っていうか、そもそもそのフルHDっていう単語がどこにも見当たらない。こうやって時代はシフトしていくんだなあとふと感じた。いよいよ来年から始まる8K放送、当初は見られる環境も大分限られているだろうけどはてさて、そのポテンシャルを活かしたコンテンツを提供していけるのか、ここらへんは今からとても楽しみ。
満員御礼のBlackmagic Design。でも担当者不在のFairlight&Fusion、それでいいのか
次はBlackmagicのブースへ。
個人的にはソフトウェア・ハードウェアともに最も関心のある企業なだけに楽しみにしていたけど、アプリケーションの実演なんかもしていてとても楽しめた。
カメラやその他の機材の展示エリア、そしてDaVinci Resolveの展示エリアには非常に多くの人で賑わっている反面全く人気のないエリアがFairlightとFusionのエリア(実演はしてたけど)。Fusionは何の脈絡もなくインストールされたPCが置かれているのみ、Fairlightも同様。そして僕らが何度かBlackmagicブースに立ち寄った際には担当者ずっと不在。
まあ、どちらもようやく最近になって周知されてきたのかなってくらいのモノなのは分かるんだけど、だからこそBlackmagic側には見込み客に対してきちんと製品の説明をしてくれるスタッフを常駐させてもらいたかった。
その他のあれやこれや
その他、EIZOのコーナーではCG318-4KとCG3145を比較することができたのでじっくり確認させてもらったり、スピーカーで有名(らしいけど持ってないからピンと来ない)ジェネレックやANTELOPE AUDIOのブースでスタッフさんから技術的アドバイスもらったりととにかく楽しませてもらった。
うん、Inter BEEはやっぱりオモシロイいね。
グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
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