早朝、いつものように目が覚めていくつかの所用を終えた後にiPhoneでFacebookアプリを立ち上げ覗いてみたらトマト屋さんが音楽系プラグインメーカーであるWavesのセールに関する情報をツイートしてた。
そんなトマト屋さんのツイートには「安過ぎて信じられない」といったニュアンスが多分に盛り込まれていて僕、とりあえずリンクをクリックしてみたらホントに安かった。
潰れてしまうぞWaves
25周年記念セールであるという説明のあるそのページ、該当商品がズラリ並べられているワケだけどなんか平気で80%オフとかあるのよね。それも10万近い商品とかで。
中には90%以上も割引されているモノも存在するんだけど、特に度肝を抜かれたのはプラグインがぎっしり詰まったバンドル製品「Diamond(ダイアモンド)」。これ、定価が¥388,800円のウルトラハイエンドなプラグインスイートなんだけど92%オフの¥28,800円になってる。
う〜ん、あまりの安さにトマト屋さん同様に僕も目の錯覚かと思って何回見つめてみてもやっぱり金額は変わらない。ついでに商品の隅に表示された92%という割引率を見てみるとこの金額が誤植なんかじゃないということも理解した。
なんなんだ、なんなんだよこの異次元の安さは・・・。
熟考、そして決断の時
オーケー分かった、じゃあアレだ、これを買おう。でも待てよ、そもそもコイツを買っても映像制作に使えるかどうか分からない。商品の説明を読んでもさっぱり分からない、どうしたらいいんだ。
早朝からモニターの前で悩んだね。DTMのことなんかサッパリな自分にとってはあまりにも意味不明な商品ばっかりな上に調べてもそこに出てくる単語の意味がこれまた分からない、悩んだ揚げ句しょうがないからトマト屋さんに直接聴いてみたら「使える」との返答が。
買いました。
DaVinci Resolveで使えるのかどうか、それがおっきな問題
そう、買いました。特に深い考えもなく数十個もあるプラグインのうち多分ほんの2,3個しか使わない(使えない)であろうDiamondを。
でだ、順番が逆になっちゃったけどとりあえず購入手続きを済ませた後はゆったりと自分の目的に合った製品がないかを調査。
商品自体はどうやらダウンロード専用らしいから調べてる間にメールで送られてくるだろうと気を抜いてたんだけど、少し間を置いて届いたそのメールにはシリアルナンバーとほんの気持ち程度の挨拶やマニュアルPDFへのリンクくらいしかなく、肝心のプラグイン自体へのリンクがどこにも見当たらない。
これはなかなか優しくなさげ。試しに購入元であるメディア・インテグレーション オンラインストアにログインしてみるもやっぱりそれらしい記載がない。もちろんデータもない。
しまった、やっぱり詐欺か!? 次第に動悸が乱れ始めるのを感じつつ必死の捜索の中、とあるサイトにて「最近のWavesの製品はWaves Centralっつーアプリ使わないと使えないよ」的な情報を発見。ここらへんからまた色々トラブルが起きて何度かめげそうになったけどとにかくそのWaves Centralをインストール(無償)した後も2つばかりのトラップに引っ掛かり、ようやく目的であるプラグイン本体のデータをインストールすることに成功。ふ〜やれやれ
よしよし後はじっくりと堪能するのみってことですぐさまDaVinci Resolveを立ち上げた。実はこのプラグイン、このDaVinci Resolveをサポートしていないということを「購入直後」知った。DaVinci Resolveでの使用をメインに考えていた僕はこのことを少しは気にかけていたものの、なあに、いざとなればAuditionで使ってやるさと一蹴、安いんだからダメでもともと、いっちょやったりますよとDaVinci ResolveのFairlightのタブを開いてみたらおお、しっかりと使えるじゃありませんか。
ささっと触ってみた限りでは機能にはなんの問題もないように思える。まあ、元々の使い勝手を知らないから気がつかないだけかもしれないからもう少し様子は見るけどすこぶる快適に動作している。
ちなみに、僕が購入した後、やっぱりというかトマト屋さんもこのDiamondを購入して同じくDaVinci Resolveで利用したらしいが、あいにくトマト屋さんのMac(Mac mini 2012 4core/16GB/SSD)では動作が重過ぎて使い物にならないとのこと。合掌
あ〜また楽しそうなプラグイン導入しちゃったから忙しくなるなあ、色々試してみないと・・・。
最後に、このセールは9/30までしかやってないんでこれ見て気になった方は今すぐチェックしてみてほしい。
http://www.minet.jp/contents/promotion/waves-monthly-special/
グラフィック制作・PVやYouTube用の映像制作をやりつつ、YouTubeでのチャンネル運営サポートやコンサルティング、勉強会といったことを扱ってます。
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