Apple M5チップが搭載された新型Apple Vision Proが今日発売された。急遽入った仕事で都内の打ち合わせが入ってたんで、ついでにその新型の体験申し込みをして触ってきた。
ということでそのファーストインプレッション。
デュアルニットバンド、すこぶるイイ

行ってきたのはApple丸の内店、銀座にあるそれとは違い落ち着いた雰囲気でゆったりと店員さんの説明を受けた後Vision Proを装着。
すると、装着したその時点で初代からの改善点を体感。あらたに作られたデュアルニットバンドが目の付近にかかる嫌な圧力をうまく抑えてくれて明らかに首や目周辺への負荷が下がっている。
他のレビューも散々書いてるけど、ホントなんでアップルは初代にこれ付けてくれなかったんだろう(店員さんにも言った)。
この日トータルで20分近くVision Proを装着していたけれど、初代で感じていたような疲れや目の痛みもほとんどなく、これは日常使っていく上でそれなりに大きなアドバンテージだと感じた。
仮想ディスプレイ、解像感がヤバい
打ち合わせが発生したからVision Proに触る機会が生まれたとはいうものの、きっちり「将来買いたいものリスト」に入っている製品なので発表時からずっと注目しているVision Pro。今回テストさせてもらった理由は大きくふたつあって、ひとつが上述したデュアルニットバンドによる負担軽減、もうひとつが「ジャギー」だった。
解像度の低いモニターで作業をしているとテキストの輪郭がギザギザしていたりする、これがジャギーだけれど、このジャギーは初代のVision Proでも「少しだけ」あった。
これは僕が初代Vision Proを返品(2024年7月ごろ)したあとのOSアップデートによって多少改善してきたという情報があって、これから伝える僕の感想は全て新型のハードウェア性能によるものではない可能性があるということをお断りした上で言わせてもらうとメチャクチャイイ、目の前に置いたMacBookの画面を見ているのとほとんど遜色ない解像感でジャギーが見えない。
本当ならDaVinci Resolveの操作画面で確認したかったものの使わせてもらったMBPにはFinal Cut Proしか入っていなかったためそれを使っての感想。
テキストの視認性にまったく問題はなくアプリウィンドウの角丸にもジャギーらしきものは一切見当たらない…今回のアップデートにそこまで期待していなかったこともあって本当に「ちょっと」感動してしまった。
visionOSの新機能含めたそれ以外の要素はほとんど試すことはできなかったんで、デュアルニットバンドと仮想ディスプレイ以外については初代との違いに気がつくことができなかった。
ただ、想像していたよりも進化してたな、というのが今のところの総論で、これはやっぱりお金の工面がつく段になったら買おう、そう思わせてくれるナイスなデバイスだった。
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