”DaVinci

URSA Mini Proに思うコト

URSA Mini Pro

いきなり発表されたURSA Mini Pro。

つい先日Blackmagic Design社が開いたプレスカンファレンスで(多分)CEOのグラント・ペティーさんがいくつか新製品を発表していたねえ。新しいLinux用のDaVinci ResolveとかコントロールサーフェイスのちっちゃいヤツとかNABを前に勢いをつけてきたなあとか考えたワケだけど、そんな中でも「URSA Mini Pro」の登場はちょっと興味深いというか意外というか、そんな製品だと思った。

そんな僕は去る年末にURSA Mini 4.6Kを購入したばかり。購入してわずか3ヶ月で新型が出て悔しい思いをしてるんだろうオーミネは、と思ってる方もいらっしゃると思うワケですよ(誰も思ってないだろうけど)。でもね、実は今回の発表には全く心が動かないのです。

旧機種との差別化

画質に関しての向上度合いは未知数ながらもスペックを読み解いていく限りではほぼ同等、主に使い勝手に関する面での進化をプッシュしているように見える。
以下がURSA Mini ProとURSA Miniとの違い。

  1. ほとんどの操作が行えるフィジカルボタンやノブ
  2. 内蔵NDフィルター(2、4、6ストップ)
  3. デュアルUHS-II SDカードレコーダー
  4. レンズマウントの変更が可能

と、真っ当な映像制作者ならもろ手を挙げて喜びそうなURSA Mini Pro。一部ではソニーのFS7に似てるとかぶつけてきたとか言われてて、確かにその通りだなあと。

でもね、実は僕にとってはそこが問題。

シンプルが1番

以前から僕が番組内で言っているように僕は家電やカメラなんかが嫌い。邪魔だし場所を取るしデザインはダサいのが多いし。そんな僕がURSA Miniを気に入っていた理由が丸っこいシンプルな形にあって、今回のProは僕のお気に入りポイントをことごとくなくしちゃったワケですよ。

なんなのあのゴツくて機能満載なカンジは!? 要らないよ、多少不便してでもいいから気軽に使えて超高画質、そして見た目はカメラっぽくない変なカタチ・・・そこが気に入ってたのになあ〜、そっち方面に舵を切られちゃうと僕の嫌いなカメラたちとおんなじになっちゃう。
まあ、僕のようなヘンてこな考え方をしてる人はほぼ皆無らしく、ネット上では絶賛の嵐(のように見受けられる)。確かに、NDフィルターを内蔵したとこなんかは僕もイイなと思えるし、絶対的にURSA Miniって「使いにくい」んだから業務でバリバリ使ってるユーザーからすればそりゃそうなるよね。
今後は旧機種と併売していくようだけどサイトを見回してもURSA Mini 4.6KとただのURSA Miniが見当たらない(一応売ってるらしい)、このままディスコンになってPro一択なんてことにならないように心から願う今日この頃でしたとさ。
あ〜、そういえばDaVinci Resolveもマイナー・バージョンアップしてたなあ。早速入れてみようっと。

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