コスメ系チャンネル『Beauty Trip』始動

『Beauty Trip』のチャンネルトップページ

初めての公開から20時間ほど経った現在、再生回数はたったの12回、そしてチャンネル登録者数はゼロ・・・。

ポッドキャストの方ではちょっと前から告知していたコスメ系動画コンテンツの「Beauty Trip(ビューティー・トリップ。以下「ビュートリ」で統一)」をようやくローンチすることができたので報告。
人生初の女性向けコンテンツでてんやわんやだったビュートリ、今回はその制作過程のことを書いていきたいなと。

始まりは突然に。

事の発端は仕事の打ち合わせ中にメイクアップ動画の話になり、その時に紹介した知人のチャンネル登録者数が12,000以上に増えていたことにショックを受けたところから始まる。

その知人に出会った当初、彼女の運営するチャンネルはまだ登録者数が600人と少しだった。でも、それがたったの半年と少しで12,000人以上に増えていたという事実に驚き以上に悔しさを覚えた僕は帰り道を歩きながらもう自分でもメイクアップ動画を作る計画を練り、すぐメンバー候補に出演のオファーまで出していた。

機材の購入とツールの選定。

唐突だけど僕は晴れ男。映像制作業務を始めてはや6年ほど、その間屋外での撮影がある日に悪天候だったことは覚えている限りでは1回しかない。メイクアップ動画を作ろうと考えた時、まずまっさきに心配になったのはライティング、つまり照明の問題。仮に撮影日に晴れていたとしても屋内での撮影になるし、撮影中ずっと照度が安定しているワケでもない。そして何よりも被写体を魅力的に映し出すためにはどうしても安定した光源がいる。っていうことは「照明買え」ってことで買ったよね「CAME-TV Boltzen 55w Fresnel Focusable LED 」の3灯セットを。
ここらへんの使用感なんかについてはいつか書ければいいけど、とにかくそれに加えて照明用の三脚も揃えこれで一応の環境は整った。

並べてみた。猛烈に明るく割と静かな照明「Boltzen 55w Fresnel Focusable LED」。

並べてみた。猛烈に明るく割と静かな照明「Boltzen 55w Fresnel Focusable LED」。

次に考えるべきはツール(編集ソフト)。YouTube版「ヤサグレMOVIN RADIO」や「すまいるきっき」はAdobeの製品群(Photoshop/Illustrator/After Effects/Premiere/Audition)を使用して制作してるけど、自分の目指している画作りのためにはどうしてもトラッキングや強力なカラーグレーディング性能が必要だった(※After EffectsやPremiereでも「近しいこと」はできる。けど、やりづらかったり使い勝手が悪かったり重かったりで不満多し)こともあってこれまた人生初のDaVinci Resolve(ver.14のパブリックβ)とFUSION(フリー版)のBlackmagic Designブラザーズでいくことに決めた。

これまでDaVinci Resolveは積極的に業務に使用してきてはいたものの、FUSIONはアプリ自体が英語版のみという敷居の高さもあってあまり手を付けてこなかった。ただ、Fusion Connectを利用した強力な連携機能はAfter EffectsとPremiere間でやり取りする際に利用する「Dynamic Link」にも引けを取らないと判断。慣れないうちは乏しい表現力かもしれないけどそれは時間の問題ってだけだし、何よりもDaVinci Resolveの超強力なカラーグレーディング機能が使えることが大きい。(β版だけど)最新版であるver.14からはFairlightという波形編集機能まで盛り込んできてくれたおかげでAuditionはもちろん、導入を検討していたProToolsまで不要になってくれたのは嬉しい誤算、イェイ!!

あとは・・・現時点ですでにほとんど使用していないPhotoshopやIllustratorはさくっとAffinity PhotoとAffinity Designerにチェンジ。結果的にビュートリの制作フローに関しては番組でことあるごとに叫んでいる「Adobeフリー」な状態になってしまった。

不慣れな操作とバグに悩まされて。

さてさて、実際の撮影に関してはURSA Miniを使用。収録形式はほぼ全編23.98fpsのProRes422 LT、サイズは4K(3840×2160px)で統一。一部スローモーションを利用する部分のみ60fpsで撮影し、商品撮影の際はスライダーを使用する関係上 Sony RX10Ⅱを使用し、1回分の撮影データはトータルで大体50GBほど。コイツをDaVinci Resolveに放り込み、モーショングラフィックが必要な部分はFusion ConnectでFUSIONに送信し作り込んでいくというフローになるんだけど、DaVinci Resolve14がβ版ということもあってすこぶる不安定。被害の少ないところではショートカットが効いたり効かなかったり、被害の大きいところだとボリュームのオートメーション(?)が効かなかったりVSTプラグインを見失ってしまうなどの問題があってちょっと手を焼いている。

FUSIONに関してはそれほど不具合らしきモノに遭遇することはないものの、不慣れな分After Effectsほど思い切った表現ができず時間がかかってしまうこととショボチンな表現になってしまうことが不満といえば不満。
せめて日本語化してくれればまた少しは違ってくるのかもしれないけどコイツは少し時間がかかりそうな予感。

スタートを切ってみて。

色々書いてみたけれどやっぱり色々初めてなことが多くてうまく進められないと感じることが多い。ただ、制作フローに関してはアプリの使用法についてぐだぐだ調べているよりも実際に制作に思いっきり使ってみた方が習得スピードが断然早いとも感じていて凄く充実している。今後、僕だけではなく出演者も慣れてくれば新しい表現や構成に挑戦して自分のキャパシティを広げていくためにも根気強くやってかんといけないなと。

そんなワケで皆があがいてもがいて作ったビュートリをよろしくお願いしますよっと。

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